【男の】殴り合い・馬鹿【友情】

おばあちゃんが言っていた。
男の友情とは、拳同士の語らいだってな。(by天の道を行き総てを司るっぽい人)

と言う訳で、24さんが突発的に書いてくださいました、馬鹿と馬鹿の奇跡の競演、もとい凶宴。
さすが24さん。そのセンス、見習いたい(ぁ

こっちからも最初に言っておきますが、
さっぱりわかりません。(褒め言葉)


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 そこは、荒野であった。
 旅人と、口笛の音が似合いそうな、そんな荒野で。二人の男が、対峙していた。
 片や、両手に鋭利な刃を携えた似非アメリカン。よく切れそうだ。岩だろうが、空気だろうが。
 片や、青いのっぺりとした物体。実にのっぺりしている。姿も顔も。多分脳も。
 相対する二人。会話は無い。否、一片の言の葉すらも、この数分の間零れ落ちる事は無かった。
 じり、と。どちらからともなく、自らの間合いを確かめるように、距離を縮めた。
 二人の間に流れるのは、張り詰めた空気。
 戦いの火蓋は、今にも切って落とされようとしていた。
 ―――何故戦うのか? そこにどんな意味が?
 そのような質問は、瑣末事に過ぎない。
 理由をというのなら、答えはただ一つ。
 ただ、出逢ってしまったから―――ッ!!
「ふんっ! っス!!」
「HEY、甘すぎるッZE!」
 太い両手で地面を殴りつければ、その一撃は大地を揺るがす必殺の攻撃となる。だが、背の薄い羽根を震わせ天を舞う彼には通用しない!
 翻す二振りの鎌、青いぬめっとした背を切りつける。一撃、ニ撃……ッ
「ぬるい、ぬる過ぎるっス! その程度、蚊に刺された場所を掻いてる程度の心地よさっ! っス!」
「SHIT! その打たれ強さと鈍感さ、賞賛に値するッZE!」
 確実にダメージを与えてる筈なのに、一切変わらない顔色。不敵と言えなくも無い笑みを浮かべる口元に、全く何考えてるか判別できない丸点の瞳。
「ミーが気圧される?! NO! 断じてNOッ!」
「だが断る!! っス!!」
 どうでもいいが会話が全くかみ合ってない。
 一瞬の隙を狙ったんだかどうなんだか全く解らないが、青いのっぺりが大地を蹴る。握り固めてるっぽい拳が迫って来る……!
「真っ向ガチバトルとは、やってくれるっZE!」
 男と男の真剣勝負、真正面から挑む相手に、何故引くことが出来ようか!
 あえて両手の鎌を下げ、拳を固めて迎え撃つ!
「これがオイラのっ、とっておきだぁぁぁぁ!! っス!!」
「HEY、ユー! ミーの魂、喰らいやがれぇぇぇぇ!!」
 裂波の気合の篭もった二人の男の絶叫、そして鈍い打撃音が一つ……いや、一つと紛う程殆ど同時に、二つ。
 どさり、と二人の体が地面に叩き付けられる。
 互いに互いの拳を顔面に受け、大の字に倒れ込んだ二人が、ほんの数秒の間を空けて笑い出した。
「やるじゃないっスか……!」
「へっ……、ユーの拳、きいたっZE……」
 がしぃ、と倒れたまま二人の右手がきつく繋がれた。
「ミーの名は……」
「ふっ、オイラ達に名など不要! 何故なら今、誰よりも熱く拳で会話しわかりあったんだからな! っス!!」
「……HAHAHA、確かに! ミー達は今正に、魂の兄弟と書いて」
「ソウル・メイトと読む!! っス!!」
 確実に間違った読みだがそこは気にしたら負けである。
 そして魂で兄弟と認め合った二人はやおら立ち上がる。
「よぉし、次はダンスで勝負っス!!」
「HEY、ミーのセクシィなダンシングに度肝抜かれちまいなYO!!」
 二人の熱い魂の交流は、果てしなく続く―――







「……おはよう」
「おはようございます、ご主人様。朝ごはん出来てますよ?」
「あぁ、ありがとノア。…あー、何でこんな疲れてるんだろ…」
「………おはよう。主、どうかしたの?」
「おはよう、ネーネ。……なんかさ、とんでもなくアホな夢を見た気が……」
「おはようさんッス!ミスター!!朝はやっぱり地震波乗りサンダーLOVEッ!!っス! さあ、今日もエンジン全開でイくZEッ!!っス!!」
「………………何があった、あの馬鹿…」
「……何か、ステキな夢を見た、って言ってましたが…」
「………主、追及しちゃ、駄目。」


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はい、ネーネには見えちゃいました、あのトラウマモノの凶宴の様が。

本文の9割は24さん作。
こっちからは最後の部分だけ差し替えました。
うちの馬鹿をフーシャっぽく喋らせてみたけど…うん、難しいorz

ともあれ、こげにステキィなモノを書いてくれた24さんに多謝多謝☆

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この記事へのコメント

キヮミ
2009年05月14日 02:00
こ?!これは?!

萌燃さんぉめでとぅ御座ぃます♪
とっても羨ましぃZE☆っスwww

ぇっと…これは…挿絵描ぃた方が良ぃのかな?かなぁ??www

描くとしても…24っちの許可も必要だょねw

ぅnw ぉ腹が痛ぃゎwww
萌え燃え
2009年05月15日 23:37
>キヮミん
うん、なんだかありがとうww

もし挿絵描くなら、24さんの許可をとってから、だねぇ。
こっちは別に無許可でも良いわけだし(ぁぁ

なんにせよ、あの人のセンスはやっぱり最高です、とww

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